カラマリの観察室って?

「どうして私は、いつもこうなるんだろう。」

そんなふうに思ったことはありませんか。

人との関わり。

繰り返してしまう考え方。

ふと湧き上がる感情とその波。

理由のわからない身体の緊張。

私たちは、日々さまざまな出来事の中で生きています。

気づかないうちに思考や感情に飲み込まれて、出来事に振り回されるうちに、

「私がダメだから。」

「もっと変わらなきゃ。」

そう考えてしまうことがあります。

でも、本当にそうなのでしょうか。

生きづらさを感じるのには、理由があります。

それは、あなたに問題があるからではありません。

自分の内側で何が起きているのかが、見えなくなっているだけなのかもしれません。

出来事が起きる。

思考が浮かぶ。

感情が湧く。

身体が反応する。

本来、それぞれが自然に起きているものです。

でも、ときに思考と感情と自分が重なって、それしか見えなくなってしまうことがあります。

例えば、

誰かの態度が少し冷たいと感じたとします。

その瞬間、

「何か悪いことを言ってしまったかな。」

「嫌われたのかもしれない。」

そんな思考が次々と浮かび、胸が苦しくなる。

本当は、起きた出来事と浮かんだ思考は別のものです。

でも、境界がなくなると、考えたことが事実のように感じられます。

すると、出来事、考えたこと、感じたこと、身体の反応、そして自分自身が絡まって、その苦しさを通して世界を見るようになります。

私は、その状態を『カラマリ』と呼んでいます。

苦しくなると、私たちは答えを探したくなります。

「どうすれば変われますか?」

「なにが正解なんだろう。」

でも、この場所では、誰かの考えを学んだり、正解に自分を当てはめることはしません。

あなたにとっての答えは外側にはないからです。

答えは、もともとあなたの中にあります。

ただ、カラマリがあると、その答えが見えなくなってしまいます。

だから、ここで大切にしているのは、答えを探すことではありません。

今、自分の内側で何が起きているのか。

それを静かに観察することから始めます。

出来事。

思考。

感情。

そして、その奥にある身体の感覚。

それらを、良い・悪いと判断せず、変えようともせずに見つめていきます。

観察をしていくと、少しずつ思考や感情との間に余白が生まれてきます。

問題だと思っていたものと、あなたとの間に少し距離が生まれます。

すると、

「私はダメなんだ。」

ではなく、

「私はいま、こう考えている。」

と見ることができるようになります。

思考は、

過去の経験から生まれます。

感情は、

身体から湧き上がる自然な反応です。

そのことが少しずつ見えてくると、カラマリは少しずつほどけていきます。

そして、世界の見え方も少しずつ変わっていきます。

思考よりも先に、身体はいつもなにかを感じています。

喉のつかえ。

胸の重さ。

お腹の奥の緊張。

言葉になる前の、かすかな感覚。

セッションでは、その身体の感覚を大切にしていきます。

変えようとはしません。

分析もしません。

ただ、

”ここにある感覚”

に気づいていきます。

すると、身体は少しずつ安心を思い出し、その奥にあった感情や記憶が自然にほどけていくことがあります。

この時間は、アドバイスを受ける時間でも、正解を教わる時間でもありません。

起きている出来事。

浮かんでいる思考。

湧いている感情。

そして身体の感覚。

それらを一緒に観察していく時間です。

一人で考えていると、思考の中に入り込み、なにが起きているのかは見えにくくなります。

私は答えを教えるのではなく、あなたと一緒に観察します。

焦らなくて大丈夫です。

言葉にならない感覚そのままで大丈夫です。

あなたのペースで。

必要なところまで。

観察を続けていくと、問題だと思っていたものと距離が生まれます。

思考に飲み込まれなくなります。

感情を怖がらなくなります。

身体の感覚を少しずつ信頼できるようになります。

そして、見えなくなっていたものが、少しずつ見えてきます。

それは、誰かの正解ではありません。

あなたの中にもともとあった、あなただけの答え。

それは「つくる」ものではなく、思い出していくものです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

もしも今、少しでも心が動いたなら…

それは、もうあなたの内側で観察が始まったサインかもしれません。

急いで変わらなくても大丈夫です。

まずは、一緒に観察するところから始めてみませんか。

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