「やらなきゃいけないのに動けない」
「どうしてもやる気が出ない」
そんなとき。
自分を責めてしまうことはありませんか。
でも、動けないのは実は“やる気不足”ではない可能性があります。
このとき、本当に不足しているのは”安心”です。
人は”安心できていない状態”では、自然とブレーキがかかるようにできています。
つまりその動けなさは、あなたの中で「これ以上無理をしないように」と働いている、とても自然な反応なのです。
とはいえ、ここでこんな疑問が浮かぶかもしれません。
「安心が大事なのはなんとなくわかる。でもどうすればいいの?」
今回は、“安心感を取り戻す”ための考え方と、今日からできるシンプルな意識の向け方を一緒に見ていけたらと思います。
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私たちは、「動けない=怠けている」と思いがちです。
でも実際には、
こうした状態にあると、人は自然と動けなくなります。
これは意志の弱さではなく、心と体を守るための反応です。
そこでまずは、「動けない自分=ダメ」ではなく、「今は安心が足りていない状態かもしれない」
そんなふうに、自分に対する別の見方があることを覚えておく。
ここがとても大切なポイントです。

人は、安心できてはじめてこうしたことが可能になります
逆に言えば、安心が感じられていない状態では、頑張ろうとしても空回りしやすくなります。
だからこそ、「どうやって頑張るか」ではなく、「どうすれば少し安心できるか」に目を向けることが、
結果的に動ける状態になるためのカギになるのです。

私たちはつい、
と考えがちです。
でも、安心は本来、どこかから持ってくるものではなく、すでにある感覚です。
だから、今から新しく手に入れるものではなく、すでにあることに気づけるようになる必要があるものです。
今はただ、
こうした日常の中で、その感覚に気づきにくくなっているだけかもしれません。

ではその安心感を取り戻すために、気づけるようになるためにはどうすればよいのでしょう。
そのためになにか特別なことをする必要はないんです。
ここから少し、一緒に安心に意識を向ける実験をしてみましょう。
今の身体の感覚に意識を向けてみましょう。
たとえば、
そんなふうに、”今どうなっているか”に気づくだけで大丈夫です。
ここに正解はありません。
ただ、意識を向けてみるだけで充分です。
ふとした瞬間に、
そんな瞬間があるかもしれません。
「今ちょっと楽かも…」という瞬間を見つける。
気づいてみる。
それが、小さな安心の入り口になります。
「何も感じない」
「よくわからない」
それも自然な状態です。
大切なのは、特定の何かを感じることではなく、今の状態に気づこうとしていることです。
だから、意識を向けてみるだけで十分なのです。

安心は、いきなり大きく感じられるものではありません。
むしろ、日常の中で小さな感覚として、すでに何度も現れているもの。
ただ、忙しすぎて、身のまわりの刺激にかき消されて気づけていないだけなのです。
そのすでにある安心に気づく機会が少しずつ増えるにつれて、
「前より楽かもしれない」
「少しなら動けそう」
そんな感じ方の変化や、動きの変化が自然と起こっていきます。

動けないとき… 無理に動こうとしなくても大丈夫です。
まずは、今の自分の状態に、ほんの少し意識を向けてみましょう。
それだけでも、”動けない”に抵抗することで起きていたこわばりがゆるんでいくことがあります。
安心を頑張ってつくるものではなく、気づくことで少しずつ思い出していく。
思い出したひとつひとつの安心が積み重なって、気づいたときには「このままでも大丈夫かもしれない」と思える、”今”に対する抵抗がゆるむのを感じられるかもしれません。
そしてその感覚が、無理に頑張らなくても、自然と次の一歩を踏み出す状態をつくり出してくれます。
ただ、今ここにある感覚に気づいていくこと。
そんな試みが、あなたの中にある安心を静かに、でも確かに広げてくれます。
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心や気持ちは
無理に変えようとしなくても、
その背景を深く理解することで
自然にほどけていきます。
ここで触れているテーマを、
一緒に静かに見つめ直したい
と感じた方へ。
もっと静かに、
自分と向き合いたい方へ…
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