『失敗』は、失敗じゃなかった。人生という映画を静かに『観る』という視点

 

 

 

失敗した時に浮かぶ「修正」という罠

失敗をすると…落ち込んでしまうものです。

そして、たいていこう思います。

「挽回しなきゃ。」

「もっと頑張らなくちゃ。」

「何かが足りないのかもしれない。」

という焦りを感じて、何かを足そうとしたり、自分自身のダメなところを探してそれを直そうとしたりします。

それはまるで、物語が予定外の方向に進んでしまったのを、必死で元のレールに戻そうとするかのようです。

けれど、この”修正しようとする力み”こそが、あなたを今この瞬間の安らぎから遠ざけている原因かもしれません。

人生を「一本の映画」として眺めてみる

人生は、よく映画に例えられます。

もしそうだとしたら、私たちが”失敗”と呼んでいる出来事も、実は物語を彩る大切なワンシーンと言えるかもしれません。

そのシーンがあるからこそ、あとの展開が深まったり、主人公の人間味が出たりする。

客席からスクリーンを眺めるように、少し距離を置いて今の状況を観てみてください。

失敗が”修正が必要な間違い”、”そこに描かれるべくして描かれた描写”だったとしたら、どうでしょうか。

出来事ではなく”思考の動き”に気づく

大切なのは、失敗を力ずくで直すことではなく、その時に起きている自分の思考に気づくことです。

失敗したと思った瞬間には、

・「失敗だ」とジャッジした私がいる

・「足りない」と不足を感じた私がいる

・「挽回しなきゃ」と自分を追い立てようとした私がいる

そこにあるのは、修正すべき事実ではなく、ただの”思考の動き”

その動きをそのまま信じてパニックになるのではなく、「あぁ、今そう思っているんだな」とただ観てみる。

その瞬間、あなたは物語の渦中から、静かな観察者の席へと戻ることができます。

人生は、完成させるものではなく”ただ生きる”

最近、私はふと思うことがあります。

もしかすると人生は、私たちが往々にして考えているものとは違うのかもって。

成功を手に入れるためのものでも、完璧な人間を完成させるためのものでもないのかもしれない、と。

ただ「生きること」そのものが、生きる目的。

それ以上でも、それ以下でもない。

もしそうなら、失敗も、遠回りも、人知れず迷った時間も、すべてがあなたの人生というオリジナルストーリーに欠かせない、輝く一コマになります。

正しい生き方を探し回る必要は、本当はどこにもないのです。

失敗も迷いもすべて含めて、最初から完璧

失敗したと思った出来事も、そう思って落ち込んでいる今のあなたの姿も。

すべてが、あなたにしか生きられない、たった一つの物語を構成する大切な要素です。

誰かの人生と比べる必要はありません。

そのすべてを含めて、あなたの人生は最初から最後まで、あなたのままで完璧なのです。

今日1日、何があっても「あぁ、今はこういうシーンなんだな」と、自分の人生を優しく見届けてみませんか。

ただ”観ていく”こと。

それが、あなたがあなたとして生きる秘訣かもしれません。

自分にしか生きられない人生を観ていくことが、生きることなのかもしれません。

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心や気持ちは
無理に変えようとしなくても、
その背景を深く理解することで
自然にほどけていきます。

 

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もっと静かに、
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