「どうしてこんなに悩んでばかりいるんだろう」
「考えすぎて、余計につらくなる…」
そんなふうに感じたことはありませんか。
悩みがあるとき、私たちはつい「どうすれば変われるか」「どうすれば解決できるか」に絶えず意識を向けがちです。
でも実はそのとき大切なものが置き去りになっています。
それがなにかというと…
“今ここにいる自分”です。
そしてそれが、悩みをさらに深くしてしまう原因になることもあるのです。
今回は
を一緒に見ていけたらと思います。
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悩んでいるとき、私たちはよくこう考えます。
でもそのとき、そう考えているのと同時に「今、悲しいと感じている自分」は放ったらかしになっていることが多いものです。
本当は
そんな気持ちを感じているはずなのに、それを感じようとすることはなく、「どう変わるか」に意識が向いてしまいます。
この状態は、 今の自分、そして状況に対して抵抗している状態とも言えます。
つまり、今の自分や状況を否定していて、同時に悲しさやつらさ、不安を抱えながら前に進もうとしている。
逆境の中で頑張ろうとしている状態にいるのです。

「変わりたい」という気持ちを持つことは自然なこと。
でもそのとき、「今の自分はダメだ」と思いながら変わろうとすると、
結果として、余計に苦しくなってしまいます。
つまり、苦しさの原因は「変われないこと」ではなく、 今の自分を理解していないことである場合が多いのです。

では、どうすればいいのでしょうか。
ここで大切になるのが、今の自分を理解しようという姿勢をもつことです。
やることは、とてもシンプル。
今の自分に意識を向けてみます。
「今、どんなことを感じてる?」
自分の内側に問いかけてみます。
ここで大事なのは、なにかを”変えること”ではなく、内側の感覚にただ”気づくこと”です。
これまではずっと外に向いていた意識を内側に向けてみる。
自分が感じていることを自分で見つける。
そんなつもりで…
すると、これまでは悩んでいる状態を越えることばかりに向いていた意識が、今ここにいる自分に向くことになります。
そこで、
「私、ずっと不安を感じてるかも…」
「私、実は悲しいのかも…」
そんな今ここで感じている感覚が見つかるかもしれません。
「よくわからない感覚がある」それだけでも大丈夫。
なにも見つからなくても大丈夫。
ただ、意識を向けるだけでいいんです。
それだけで、見つけた感覚はもちろん、言葉にならない名前のない感覚さえも、ほどけていくことがあるのです。
これまで苦しかったのは、その感覚があなたに見つけてほしくてサインを送っていたからかもしれません。

”自分を大切にする”と聞くと
「自分勝手になろう」と言われているような気がする、という方もいるかもしれせん。
でも本当はそうではなくて、
今の自分を、そのまま理解しようとすること
それが、自分を大切にするという言葉の本当の意味です。
それは、自分という世界に一人しかいない存在を、自分自身としてちゃんと見てあげられるようになる、ということでもあります。
いつもどこでも、それができるのは世界にたった一人。
あなたしかいないですからね。

悩みが深くなるとき、私たちは未来や理想ばかりを見て、今の自分を置き去りにしてしまいます。
でも本当に必要なのは、変わることよりも先に、今の自分を理解することです。
悩みがある時こそ少しだけ立ち止まって、「今、どんな感じがしているだろう」と今の自分に目を向けてみる。
それだけで、張り詰めていたものが、ほんの少しゆるむことがあります。
そのとき同時に、悩みの中にいた緊張がほどけていくにつれて、少しずつ安心が戻ってきます。
その安心が静かにあなたの内側に拡がっていく。
やがて気づいたときには、少しだけ楽に呼吸できている自分に出会えるかもしれません。
無理をしていないのに、自然に変わる方へ向けて一歩を踏み出していることに気づくかもしれません。
あわせて読みたい:自分を大切にするための処方箋
・ ”自分を大切にする”ということ
・ 過去の後悔や未来の不安に振り回されずに「今ここにいる自分」を大切にするための心のととのえ方

心や気持ちは
無理に変えようとしなくても、
その背景を深く理解することで
自然にほどけていきます。
ここで触れているテーマを、
一緒に静かに見つめ直したい
と感じた方へ。
もっと静かに、
自分と向き合いたい方へ…
「変わろう」「直そう」と頑張るのを少しお休み。
日々の喧騒から離れて、自分の内側を静かに見つめる時間を。
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