完璧を目指さなくていいワケ

・社会人
・上司や部下
・夫や妻
・親
・子
・友人
私たちはたくさんの役割を持っています。
役割に応じてやらなければならないことがあります。
「仕事をちゃんとこなさなくちゃ」
「家事をきちんとやらなくちゃ」
「親としてしっかりしなくちゃ」
「友達は大切にしなくちゃ」
そんな中で
完璧を求めて、自分で自分を苦しめてしまうことはありませんか?
知らないうちに完璧を求めていて、自分でそのことに気づいていない方もいるかもしれません。
<知らないうちに完璧を目指してる>
そんな自分に気づいたときに、思い出してほしいことがあるんです。
完璧を”目指す”必要はないということです。
なぜなら
誰がなんと言おうと、なにが起こっても、すでにあなたはあなたとして完璧だからです。
「私は私として完璧」?!

なぜそう言い切れるかというと、”あなた”という人は世界にたった1人しかいないからです。
これまでもそう。
この先もそう。
”あなた”という1人の人として、あなたは完璧なのです。
できないことがあっても、ダメな所があっても。
持っていないものがあっても、他の誰かと違う所があってもそれが”あなた”。
だからこそ”あなた”とも言えます。
【あなたはあなたとして完璧】
これは、永遠に変わらない事実なのです。
完璧を目指してしまうのはナゼ?

一体どうして知らないうちに完璧を目指してしまうのでしょうね?
その理由は…
私たちはどうしても人と自分を比較してしまうから、です。
残念ながら、これは本能の仕業。
自分と誰かを比べてしまうのは人間である証拠でもあるのです。
でも、本能に従わずに考えてみましょう。
あなたとあなたが自分と比較をしているあの人、2人は違う人間です。
顔も身体も、生まれた日も場所も違います。
いままで経験してきたことも、持っている魅力も違う、まったく別の人間です。
自分と比較しているあの人は、あなたとは違う人。
だから、本当は比べようがないのです。
誰かと自分を比べて、相手にあって自分にないものを見つけたとき。
「あの人みたいになりたい!」
と相手の魅力として捉えられれば、その発見はあなたにとってプラスになります。
でも
「あの人は○○だけど、私はそうじゃない…」
と自分になにかが欠けていると感じてあなたが苦しくなってしまうと、その発見はあなたにとってプラスになりません。
本当は、誰かと自分を比べて2人の間にある違いを見つけたら、それはあなたにとってチャンス。
自分の望みや理想を知る手掛かりになります。
誰かと自分を比較したとしても、こんな風に考えることができたら人との比較を通して落ち込んでしまうことがなくなります。
人は人。
自分は自分。
相手は相手として完璧です。
だから
【あなたはあなたとして完璧】
このことを知っておくことに大きな意味があります。
まとめ

【あなたはあなたとして完璧】
あなたはあなただからいいんです。
あなたにはあなたにしかない価値があります。
これはあなたが生まれた時から、この先もずっと変わらない事実です。
「そんな風に考えたら、自分に甘くなるだけなんじゃない?」
「成長できなくなるんじゃない?」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、それは違います。
いまの自分の
いいところはどんなところ?
よくないなと感じるところは?
なにが好きで
なにが嫌い?
いまの自分のことを良く知って、ありのままの”いまここ”にいる自分を受け入れられて始めて挑戦したり、成長する準備がととのいます。
「私は私という1人の人として完璧」
これは事実です。
完璧を目指さなくても、あなたは既に完璧なのです。
今すぐにはそう思えないかもしれません。
それでも、ぜひこの言葉をあなたの心に留めておいてください。
誰かと自分を比べてしまう
知らないうちに完璧を目指してしまって苦しい
そんな状態から変わりたい
そんな風に感じている方は、これからの人生をより幸せに生きるために、一緒に心の中を「私は私でいい」と思える安心感で満たしていきましょう。
心の中を安心感で満たすことによって、自分のことも、相手のことも認められるようになっていきます。
すべてはこのままで完璧なんだ、と心から認められるようになっていきますよ。
”生きづらさ”を抜け出すカギ
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