【アダルトチルドレン】ACの気質をもつ人が地球に生まれた本当の理由

これは間違いなく事実です。

誰もでも生まれたのには意味があって、その人には必ず価値があります。

なにができるか?なにを持っているか?どんな仕事をしているか?どんな生活を送っているかは関係ありません。

ところが、アダルトチルドレンの気質を持っている多くは、そう思うのが難しく、

「私には価値がない」

「私はダメな人間だ」

と感じています。

そしてアダルトチルドレンゆえの悩み、そして生きづらさを感じています。

誰しも生まれたことに意味があるのだとしたら…

この疑問の答えを私なりに考えてみました。

エビデンスや、なにかの研究結果を元にしたものではありませんが、これまでご縁のあったクライアントさんのサポートをさせていただく中で学んだこと、そして感じたことを含めて書かせていただきますね。

まずは【アダルトチルドレン】って?

アダルトチルドレン(AC)とは

”子どものころに親との関係の中で何らかの心の傷やトラウマを負ったこと原因で、大人になってから悩みや生きづらさを抱えている人”のことです。

ACは病気ではなく、ひとつの気質です。

日本人の8割がこのアダルトチルドレン(AC)ではないか?という説もあるそうです。

それから、ACは世代を超えて連鎖するとも言われます。

ACの人の子どもは、ACでない人の子どもよりもACになる可能性が高いということです。

だから、もしもあなたが

「私はACなのかもしれない」

と感じているとしたら、あなたのご両親、もしくはあなたを育ててくれた人(ここから先は”親”と表現しますね)、それからその親(あなたにとっての祖父母)もACとして育って生きてきたというケースが多いのです。

ACの気質を持つことになる環境、過程にはさまざまなケースがあります。

結果としてACが育つ環境がどんな環境なのか、それをひとことで表現するなら、その子がその子らしく、ありのままでいることが制限されていた、無条件の愛情を感じられない環境だった、という言葉になるでしょう。

つまり、自分以外の家族もACだった場合は、子どもとして愛されたと感じた経験が少ない(もしくはない)、だから自分の子どもに対する愛の与え方を知らないわからない人たちに囲まれて育った…そんな可能性があるのです。

では、愛を知らないとどうなるでしょうか?

愛を知らなければ、愛されることも愛することも難しい、ということです。

あなたの親もそうだったかもしれません…

学校でも、職場でも、人の愛し方は教えてもらえません。

恋愛をして相手のことを知って関係性を築いてく中で、結婚したいと思える相手を見つけることができた。

でも…子どもの愛し方は知らない

なぜかというと、自分自身が子どもとして親からの愛を感じた経験が足りない(もしくはない)から

子どもの愛し方がわからないから、です。

お母さんもお父さんも、おむつの替え方やお世話の仕方は赤ちゃん教室で学べても、子どもの愛し方や愛の伝え方、愛情の抱き方は教えてもらえないのです。

慣れない子育ては大変でしょう…

他にも仕事や人との関わりの中でいろいろなことが起こる中で、親が自分で自分を満たす方法や、感情との付き合い方を知らなかったとしたら、そのストレスは子どもに降りかかることになりがちです。

仕事や家事、その他もろもろの自分のことで手いっぱいで余裕がなくて、関わる時間が取れないまま子どもが放っておかれて独りぼっちになってしまうことがあるかもしれません。

親にとって、子どもが日頃溜まったイライラもやもや、そして怒りをぶつける捌け口になってしまうかもしれません。

もっと大変な状況の場合は暴力の対象になってしまうかもしれません。

ぜんぶ誰かの都合や気分や状況次第…

こんなこと、本当だったら許されない…

赤の他人同士でこんなことが起これば、された側が離れていくに決まっています。

つまり、これらのことは親から子に対してだからできること、といえます。

そして、家の中だけで起こっていれば誰にも気づかれず、このような事態がそのまま続いていくケースがほとんどでしょう。

そんな中で、子どもはその環境、親の元で生き延びる術を学んで、自分なりの護身術生存戦略を立てて成長して大人になります。

このときに学んだ生き延びるための術潜在意識に刻み込まれてそのまま持ちつづけることになり、やがて大人になってからの悩みや生きづらさの原因になってしまうのです。

ここまで読むと、ACがその親の元に生まれたのは不幸を感じるた

と思ってしまったかもしれません。

でも、それは絶対に違います。

ここで最初の問いに戻りましょう。

この問いの答えは、

「愛を届けるため」ではないでしょうか。

親からの愛を感じられずに育って、今度は自分が親になった人が、自分の子どもに対して怒りをぶつけたり、言いたいことを言ったり、あるいは暴力を振るう…

怒りを発散したり、言いたい放題言葉を放ったり、叩いたり…

その間、真の意味での”しあわせ”を得られたわけではないけれど、そうした行為をすることによって一時的に溜まった感情を放出して、ストレスを解消できていたはずです。

その親自身もACだとしたら、子どもとして受け取った愛が足りていません

だから、心の奥底が満たされていない可能性があるのです。

でも、子どもがいることで、子どもに対しての行いを通して自分自身の満たされない気持ちを忘れることができていたかもしれません。

本人は気づいていなくても、実は子どもがいることで救われていた、子どもに助けられていたのではないでしょうか?

その子のおかげで、その子がいたから自分自身を保つことができていたのかもしれません。

だから…
その子はその親を助けるためにやって来たのではないでしょうか?

愛を知らない人を助けるためにやってきたのではないでしょうか?

大人になってアダルトチルドレンの気質を持つことになった人というのは、その親の救世主としてこの世に生まれたのではないか…そう思えてならないのです。

だからと言って、決してそういった仕打ちを受けること…つまりひどい言葉を投げつけられたり、暴力を受けることが、アダルトチルドレンの気質を持つことになった人たちの運命だったんだと言いたいわけではありません。

親をしあわせにするために生まれたんだから我慢しましょう、と言いたいわけでもありません。

親があなたにしたことを許しましょう、と言いたいわけでもありません。

本当に言いたいことは…

あなたに知っておいてほしいことは…

あなたは愛を届けにここに来たということ。

それから、人に愛を届けて誰かをしあわせにした以上にあなた自身がしあわせになれる人だということです。

これまで子どもの頃のこと、過去のことを思い出すたび、悲しくて、つらくて、苦しい気持ちを感じていたかもしれません。

その裏側で起こっていたことがある。

あなたはずっと愛を届けていたのです。

そのように過去をもう一度見てみたら…どんな感じがするでしょう?

どれだけの愛を与えていたでしょうか?

それから…

しあわせや愛を与える方法は1つじゃなくて、いろいろな方法があるとしたら?

しあわせや愛を渡す方法を知らなかったり上手じゃなかったりする人もいるとしたら?

こんな問いを立てて過去を見つめ直してみると、どうでしょう?

もしかしたら、実は親からもらっていたしあわせや愛があったことに気づくかもしれません…

人がなにかを考えているとき、考えている事柄に対してエネルギーが注がれると言われます。

つまり、

「親のせいで私はアダルトチルドレンになった」

「親が違ったらこうならなかったはずなのに」

このように考えている間、あなたのエネルギーが親に、そして過去に注がれていることになります。

これでは、とても大切なあなたのエネルギーを自分自身のために、今この時のために使えていない状態です

あなたはもう十分親にエネルギーを使ってきました

そして、愛を届けました

過去に対してエネルギーを注いできました。

だからこれからは、あなたが持あなたが持っているエネルギーを自分自身のために使っていきましょう

過去ではなく今に使いましょう。

あなたがこれから先、自分の人生を生きるため、そしてもっとしあわせになるために必要なことは、自分の人生を生きる、しあわせになると<決める>ことです。

そして、自分のためにエネルギーを使っていくことです。

アダルトチルドレンゆえの悩みを解消したり、生きづらさを手放すために。

これからをもっと自由にあなたらしく生きていくために、自分のためにエネルギーを使っていきましょう

過去のつらかったり、悲しい経験を乗り越えた人は、その先でもっと強く深いしあわせを味わうことができる人です。

まずはもう今は持っている必要がない、過去の経験の中で学んだ生きる術を見つけて、手放していきましょう。

あなたの潜在意識に刻まれたままの、不要な思い込みや観念も手放しましょう。

そして、あなたの中に残ったままの過去の記憶記憶に紐づいた想いをクリアにしていきましょう。

”本当のじぶん”に還って、あなたらしく生きていくためのパワーを取り戻しましょう。

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