「当たり前」は「当たり前」じゃない!って知ってた?

当たり前」って…なんだ?

 

そんなことを考えてみたことはありますか?

なんとなく、皆に共通する「当たり前」があるように思っていませんか?

でも…
実はそうではありません。

実は、私たち一人一人が持っている「当たり前」は違います。

では、一人一人の当たり前が違うのはどうしてなのか…

その理由は、「当たり前」は私たちが生きる過程で出来上がるものだからです。

世の中に、全く同じ人生を歩む人はいませんよね。

それに、たとえ全く同じレールを歩いてきた人がいたとしても、その中で感じることや、起こった出来事の捉え方は一人一人違います。

だから、それぞれの人の中に出来上がる「当たり前」は違ってくるのです。

でも、このことを知らずに、「皆の当たり前は共通だ」と考えている人がいます。

そう考えている人は、こんなことを言いがちです。

 

「そんなこと、できて当たり前でしょ!」

「そんなの知ってて当たり前のことでしょ。そんなことも知らないの?」

その人の「当たり前」を他の人に突き付けてしまうのです。

生きてきた過程が違うから「当たり前」は違うのに・・・

こんな風に誰かからその人の「当たり前」を突き付けられて、傷ついた経験はありませんか?

そして

「私、知ってて当たり前のことを知らない人間なんだ…」

「ダメだな…」

こんな風に自分を責めてしまったことはありませんか?

でも・・・実はそんなことは必要ないのです。

傷ついたり、自分を責めたりする必要はないのです。

誰かからその人の「当たり前」を押し付けられそうになった時、まず最初にあなたにできることは、傷ついたり、自分を責める必要はないということをまずは思い出すことです。

そのことを思い出せたら次は、この出来事から学んだことがなにか?を探してみましょう。

いくつか例を挙げてみますね。

1つめは・・・

いままで知らなかったことを知ることができた、ということです。

相手が「当たり前」だと思っていたけど、あなたは知らなかったことを、今教えてもらって知ることができた、というメリットがありました。

2つめは・・・

相手がそのことを「知ってて当たり前のこと」だと思っていたということがわかりました。

だから、そのことを知らなかったあなたに対して相手は驚いて「そんなことも知らないの?」とあなたに言ったわけですからね。

3つめは・・・

相手は「一人一人が違う当たり前を持っている」ということを知らない、ということもわかりました。

もし相手がこの事実を知っていれば、あなたにかける言葉は違っていたはずです。

はい。

1つの出来事から3つのことを学ぶことができました。

このように考えることができれば、得られたメリットを見つけることができて、出来事に対する捉え方や意味付けが変わり、傷ついたり自分を責める必要がなくなっていきます。

ここまで、誰かに誰かの当たり前を突き付けられた時のケースを例にとって見てきました。

 

でも…

もしかすると、気づかないうちに誰かに自分の当たり前を突き付けてしまっているという可能性もありますよね…

もし、その相手が「一人一人の当たり前が違う」ことを知らなければ、相手を傷つけてしまうことにもなりかねません。

そんなことが起こるのを防ぐためにも「私の当たり前は、相手の当たり前ではない」ということを忘れないようにしておきたいですね。

このことを知っている人が増えたら、きっともっと生きやすい世界になりますよね。

自分の当たり前を突き付けたうえに、相手にイライラしたり、怒ったりしてしまう人が少なくなるはずです。

同時に、誰かの当たり前を突き付けられて、傷ついてしまう人も少なくなるはずです。

「一人一人の当たり前は違う!」

今日から一緒に「当たり前」の認識を変えていきましょう^^

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