キライな人はキライなままでいい。「好きにならなきゃ!」と頑張らなくてもOKなワケ

あなたには”嫌いな人”はいますか?

なんでかわからないけど、なんか嫌だなと感じる人

どうしても好きになれないな、と感じる人

大っ嫌い!と感じる人

あなたには嫌いな人はいますか?

堂々と嫌いな人のことを嫌い!と言っている人は、この記事を読むことはないでしょう。

嫌いな人がいることに罪悪感を感じている方や、嫌いな人がいる自分が許せない方が今この記事を読んでくださっているのではないかと思います。

あなたはどうでしょうか?

誰かを嫌いでいるなんてダメだ。

好きにならなくちゃいけない・・・

もし今このように考えている方がいたら、その方に伝えたいことがあります。

キライな人のことは、キライなままでいい。

キライな人のことを好きにならなきゃ!と頑張る必要はありません。

”嫌い”と感じることをジャッジしなくていい。

これも大切な感覚のひとつです。

誰かの言葉や態度、行動があなたの心を刺激していて、結果的に不快を感じているということです。

なにか不快を感じる理由があるということです。

感じることには良い・悪いはありません。

それに感じること自体をコントロールすることはできません。

だから、誰かを嫌いだと感じることも、その感情を感じる自分のこともジャッジする必要はありません。

誰かがあなたに対して<キライ>だと感じることもあるでしょう。

そこにも良い・悪いはなくて、その人が感じることはコントロールできません。

あなたの言葉や態度、行動が他の誰かの心を刺激している可能性もあって、誰かが不快を感じることもあるわけです。

でも、それもそれでいいのです。

つまり…

あなたが誰かを嫌いだな、と感じてもいい。

誰かがあなたを嫌いだな、と感じることがあってもいい。

何を感じるかは自由で、その人次第ということです。

具体的なシーンをイメージしてみましょう

職場での具体的なシーンをイメージしてみましょう。

あなたに後輩がいるとしましょう。

天真爛漫で、明るい後輩です。

周りの人のことをあまり気にしない性格で、いつも大声で話したり、笑ったりしているのが目に入ります。

仕事はちょっとゆったりペース。

そんな後輩の机の上は仕事に関係ない推しグッズで埋め尽くされています。

サクサク仕事を進めていなくても、「あいつだからしょうがない」なんて言われて先輩からも可愛がられているように見えます。

仕事ができるわけではないのに、周りからも好かれていて、自由奔放な後輩。

あなたがそんな後輩のことが嫌いだと感じている、としましょう。

すると、あなたはきっと

「私って心が狭いな」

「後輩を見てひがんでる…私ってイヤな奴じゃん…」

と後輩を嫌いだと感じる自分を責めて、さらに・・・

「私もあの子のこと、好きにならなきゃいけない」

こんな風に頑張ろうとしてしまうのではないでしょうか?

でも…ちょっと待ってください!

こんなとき、嫌いだと感じている後輩のことを「好きにならなきゃ!」と頑張る必要はありません

後輩のことはキライでいていいんです。

後輩のことをキライでいることを、自分に許してあげてください。

あなたがキライだなと思うなら、キライでいていいんです。

その人がどんなに素晴らしい人でも、人気者でも、あなたがキライだと感じたのなら、それでいい。

その人に対して他の人と違う気持ちを持ってもいたっていいんです。

あなたにはあなたの感じ方、考え方があるのですから。

無視したり感じていないフリをすると、<キライ>という気持ちはあなたの中で大きくなります。

すると、より強くその気持ちを感じるようになります。

「私は、この人のことがキライなんだな」

「この人のこと、キライだって感じてるんだ」

 

そう自分で認めることができると、楽になれます。

すると、キライな気持ちが大きくなってしまうのを止めることもできます。

認めることは、自分で自分を癒すことにつながるのです。

まとめ

いかがでしたか?

誰かを嫌いになるなんて許されない。

好きにならなきゃいけない。

こんなふうに自分自身に感じる自由を制限して、本当の気持ちに蓋をするのはもうやめましょう。

誰かを嫌いになることがあってもいい

自分に気づいて、素直に認める練習をしていきましょう。

「私は、この人のことがキライなんだな」

と感じたことを認めたとき、気持ちにどんな変化が起きるかを観察してみてくださいね。

<キライ>の気持ちを否定していた時よりも、気持ちが軽くなっていることに気づくかもしれません。

どんな気持ちも感じていいと自分にOKを出せると、ラクになれます。

自分で自分を癒すことにも繋がって、気持ちが軽くなるにつれて、人に対する感じ方も変化していきますよ。

これからは感じたことを否定したり気持ちに蓋をすることなく、そのまま認める練習を積み重ねていきましょう。

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