スカイダイビングより怖かったのは、人と関わることだった—自分を見失っていた私が気づいたこと—

空を飛んだことはありますか?

スカイダイビングをしたことはありますか?

私はこれまでに2回、飛んだことがあります。

最初はもちろん、怖かった…

でも、2回目はちょっと違いました。

飛行機から身体を空に投げる瞬間、一面に広がる雲、風の感触。

パラシュートが開いた瞬間に身体が引っ張られる感覚。

そこから先は美しく広がる景色…

ちゃんと「味わう余裕」と持つことができていました。

ちなみに、ジェットコースターも平気です。

はじめて乗るときはちょっと怖いけど、ワクワクが勝つ。

そんな感じです。

スカイダイビングより怖かったもの

前に「スカイダイビングなんて絶対ムリ!」という友人と話していて、「なんで怖くないの?」逆に「なんで怖いの?」ってお互いに気持ちを話していて、ふっと気づいたことがありました。

私の友人は

「怖さを感じることが、怖い」と感じているということ。

そして、

怖さを避けたい気持ちが怖いという気持ちを強くするってことでした。

そんな話をしたあと、

と気づきました。

そして、次にジェットコースターに乗った時、実験してみたんです。

怖いって感じたら、その気持ちを消そうとしない。

気持ちはそのままで、

「身体を緩めてみよう」

「景色を楽しんでみよう」って。

そしたら、やっぱり感じる怖さのレベルが全然違ったんです。

感じる楽しさ、爽快感が増したのを感じられたんです。

それは、スカイダイビングで飛ぶときも同じでした。

怖いという気持ちも、緊張する感覚も自分の中にあるものはそのままに感じる。

抵抗しなかったら、怖さが緩んでいったんです。

そして、ワクワクに変わって楽しむ余裕が生まれたのでした

ジェットコースターも、スカイダイビングも怖くない。

そんな私が、ずっと怖かったもの。

それは「人」と関わることでした。

抵抗”に気づく

怖いと感じるのを避けようとする

緊張して、身体がグッと固くなる

抵抗が生まれてもっと怖くなる

この流れを身体で体感してから、ジェットコースターに乗る時以外の、他の場面でも同じことが起きていたことに気がつきました。

人間関係で何度もつまずいて、人と関わることに苦手意識を持っていた私。

「嫌われたらどうしよう。」

「変な人だと思われたらどうしよう。」

「空気が読めないと思われたら大変だ」

「距離感を間違えたらマズい」

——人と関わる度にそんな不安ばかりが頭の中をぐるぐる回って、いつの間にか「自分らしさ」がどこかに行ってしまったんです。

人と関わるのが怖い。

緊張して固くなる。

怖さが増す。

だから、怖いから避ける。

避けてる自分を責める。

もっと怖くなる。

——そんな「うまくいかないループ」の中にいたのでした。

抵抗の奥にあった”想い”

もうひとつ気づいたことがありました。

怖いと感じるのを避けようとする

緊張して、身体がグッと固くなる

抵抗が生まれてもっと怖くなる

この流れが起きていたときの私は…

ただただ、人とうまく関わりたいって想いがあって、必死だったんだっていうことに気づいたんです。

怖いと感じて、緊張して、それでも関係を築きたいともがいてる。

そんな自分を、否定しなくてもいいんじゃないかなって。

そう気づいて、少しずつそんな自分を否定しない練習を積み重ねていくうちに、つまずく自分も、ぎこちない自分も、いていいのかもと思えるようになってきました。

ぜんぶ合わせて自分なんだ、と思えるようになりました。

「変わろう」として変化を起こそうと頑張ったわけではなかったけれど、気づいたら少しずつ、変化が“起きていた”

内側の変化はそんな風に起きていきました。

もしかしたらその怖さの奥に、「人とより良い関わりを持ちたい」というあなたの強い想いが隠れているかもしれません。

想いが強いからこそ、あなたの中に緊張が生まれているのかもしれません。

その緊張が怖いという気持ちが強くなる原因になっているかもしれないのです。

今の自分を少しだけ違う視点で見つめることができたら、そこから変化がスタートしていくはずです。

【人間関係の悩み】
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