人の悩みのうちの8割は人間関係の悩み
と言われているのを知っていますか?

「○○さんのせいで…」
「△△さんはなんでいつもあぁなの?!」
「なんでわかってくれないの?!」
あなたの気に障る言動や行動をする人がいたり、期待に応えてくれない、分かり合えないと感じる人がいて、怒りが湧いてきたり、悲しい気持ちになったり。
逆に
「こうなったのは、私が△△なせいだ…」
「私が○○していれば怒らせなくて済んだのに…」
「私が✕✕なせいで、嫌われたかもしれない…」
自分が相手の期待に応えられなかったと感じて、悲しくなったり、落ち込んだりすることもあるかもしれません。
誰かとの間で問題が起こった時、それを相手のせいにして相手を責めたり、または自分のせいにして、自分にダメ出しをしたり。
どちらが悪いか?
責任の所在をハッキリさせようとしてしまいがちではないでしょうか?

そんなときに「私が正しい」「私は間違ってない」と主張しつづけて、相手が折れて戦いに勝ったような気がしても、その人との間に摩擦が起きてしまうことになります。
もしかしたら、次に同じようなことが起きたときも、また戦いに勝とうとして相手と戦うことを選んで、また次の摩擦を起こしてしまうことになりかねません。
はたまた、問題が起こる度に自分にダメ出しをしてしまったとしたら、その度に苦しさが積み重なって人と関わることに対する悩みがより深くなってしまう可能性があります。
そんな事態に陥らないために…
ある偉人の力を借りましょう。
ゲシュタルトの祈り

これはドイツの精神科医、フレデリック・S・パールズ(1893~1970)による詩です。
この詩を読んでみて、あなたはどんなことを感じますか?
私は私の人生を生きて、あなたはあなたの人生を生きる。
自分を大切する。
他人も尊重する。
それもどちらも犠牲にすることなく。
そして、誰かと”わかりあえること”は当然のことではない。
このことに気づかせてくれます。
誰かとわかりあえることは簡単なことではない、と教えてくれています。
そして同時に、誰かとわかりあえることの素晴らしさやありがたさにも気づかせてくれます。
健全な人間関係を築くために大切なことをやさしく教えてくれています。
優しく教えてくれています。
この詩に出会って
「生きることが楽になった」
と感じる方や
「人間関係に対して感じていた重たい気持ちが軽くなった」
と感じる方もいます。
繰り返し読んで、あなたなりに解釈をすることによって、大切な”なにか”を感じ取ってみてくださいね。
感じたことをすべて大切にして、これからのあなたの人間関係の未来に活かしていきましょう。